ベトナム料理の味付けが濃いと感じる理由

なぜベトナム料理は濃いか

ベトナム料理が濃いと感じる日本人が多い

ベトナムになれない日本人の多くは、ベトナム料理の味付けが濃いと感じることがあるようです。

私は本記事執筆時点でベトナム在住6年めです。また、妻の実家はフエ風の味付けで、妻いわく「中部の味付けは特に濃い」とのこと。

それなりにさまざまな料理を口に運び、なれてしまったので「ベトナム料理だから」「輪日本料理だから」という感覚は薄れてしまいました。

しかし思い出すに、ベトナムに来た当初は「味付けが濃いな」と思うことが多かったように思います。

その理由を、いくつか推測を立ててみました。

ベトナム料理の味付けに慣れないから濃いと感じる

逆に日本料理を食べると濃いと感じるベトナム人も

多くの人にとって、「慣れない」ということは、味を強く感じる要因であるようです。

ベトナムでは日本ではあまり使わない香草、香辛料があります。

日本人には慣れないものですので、味付けが濃く感じます。

逆にベトナム人は少量でも味噌の味は濃く感じますし、梅干しが食べられない理由は、梅干し特有の酸味に慣れないので、すっぱさを強く感じるからです。

本当に濃い場合もある

とはいいつつも、本当に濃い気もします。

外食したら味付けが濃いのは当たり前

日本でも外食したら味付けが濃い場合が多いですね。

それはベトナムでも同じで、多くの短期滞在日本人は、わざわざベトナムで自炊しませんし、家庭料理を口にする機会も少ないと思います。

外食の機会が増えれば、味付けが濃いと感じるのは当然のことと思います。

ベトナム戦争で焼け野原になってから年月が浅い

ベトナム戦争中や直後には、食事の品質を追うどころか、食うことそのものに難儀していた人々もたくさんいたはずです。

その中で、少ない食料、低品質な食材でいかに満足感を得るか。

すると、自然、味付けでなんとかしよう、となります。

本当においしい食材が少ない

日本にいると、スーパーには当たり前のように新鮮で青々した野菜が並んでいます。

ベトナムではそうではない。

しおれた野菜が並んでいることも多々あります。

また、食材の西洋化も関係していることと思います。
西洋から入ってきた野菜は寒冷地での栽培に適しており、ベトナムのような年中暑い土地では、日本の食材と比べると糖度が劣るように感じます。

食材そのものを味合うなんてのは、日本農家の狂気にも近い努力と経済・物資に余裕のある日本だからこそできることかと思います。

しかし、近年では富裕層が増え、野菜の品質を問うベトナム人も増えてきました。

徐々に食材のレベルがあがっていくものと思います。

暑いので落ち着いて味わう環境にない

日常において、室内のエアコンが効いた快適な温度で食事をできる人は、多くはありません。

せいぜい扇風機。

暑い。暑いと細かい味わいなど感じている暇はありません。

だから味付けも大雑把になります。

というかそもそも、エアコンのない廉価な食堂や屋台において、細かい味を表現する高レベルな料理はめったにないと思いますが…。

ただ、屋台や廉価食堂でも、本当においしい店はあります。

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