なぜベトナムで働くか

2019年2月13日仕事

私は執筆時点で6年間ベトナムで働いています。
ベトナムだけではなく、カンボジアで法人を立てたこともあります。

海外に就職することで広がる価値観

日本から出て海外で働くと、だいたいの人が想像する通り、視野が広がります。

視野が広がる…といっても漠然としています。

日本にいたら「当たり前」と思っていたことが「当たり前」ではないということを知る。

そこが視野を広げるすべての始まりです。

  • 価値観の違いへの許容
  • 上記により、これまでよりもさまざまな価値観でものを推察
  • 日本の良い点、悪い点が見えてくる

日本特有…ということもないと思いますが、会社、集団の中での「空気」というものがあります。
その空気は正しいことが何かを定義してしまいます。

この空気によって作られた「正しいこと」には矛盾をはらむことはよくあります。
家庭を犠牲にしなければならなかったり、法律違反に目をつむるのも、会社の「空気」に従うから正しいと。

これは順応するまでは苦しいことです。

もちろん海外に出ても、集団生活を行ううえでは、「空気」は必要です。
「空気」を共通化することで、意思疎通をしやすくします。そのメリットがあります。

しかし前提として、ある程度、人として共通して得うる納得感というものは必要ですが、その先にあるものとして何が正しいかは選択であり、どちらが良い悪いではない。

そういった「価値観の選択」ができるようになると、心が広くなり、ストレスが溜まりにくくなります。

反面、視野の狭いと感じる人たちへのいらだちを乗り越える期間が必要になりますが…。

なぜベトナムで就職・起業するか

なぜ数ある他の国ではなく、ベトナムか。

地理的に近い

欧米にいくよりはるかに近いです。

当たり前ですね。

飛行機の直行便で、成田・ホーチミン間だと6時間ほどです。

時差がたった2時間

見出しのとおり、たった2時間です。

生活面であったり、日本の人々と仕事をするにあたり、障害としては軽微です。

日系企業の進出が激しい

日系企業が多数出店しています。

一時的に経験をつみたいというだけの方、自分で起業するのでなければ、日系企業が良いですね。

生活インフラはそこそこ整っている

電車がまだないのが残念だが…。

社会主義ですが資本主義経済です。

安いものは安いなり、高いものは高い金を払えば手に入ります。

国民性が日本に近いと言われている

視野を広げると言っても、あまりにカルチャーギャップが大きすぎると、人によっては視野を広げる前に嫌気がさすかもしれません。

以前に書いた別の記事を参考にしてください。

https://vn.goinkyo.be/bussinesswithvietnamese/

発展途上国がゆえのチャンス

「発展途上国」という単語をネガティブにとらえる必要はありません。

他国での成功事例を参考にして展開するチャンスがごろごろ転がっているということです。

発展途上国というより、急成長国です。

増えるベトナム富裕層

私がベトナムに来た当社、高い建物はほとんどありませんでした。

しかしこの1,2年でマンションが急激に増えた。

私が住んでいるマンションでは、転売や賃貸目的で、一人で3部屋も5部屋も所有している住民もいます。

私の妻は、近所の人に「なんでお手伝いさん雇わないの?」と雇うのが当たり前のように聞かれたようです。

特に超高級マンションという感じでもない、中流住宅の住民が、です。

とはいえ、二束三文の宝くじを売り歩いて生活している人々も、多数見かけ、悪く言えば経済格差の広がりではあります。

富裕層の増加と健康志向の高まりにより食材の品質もアップ

生活の安定している層が増えたためでしょう。

近年、スーパーにいくと安全・安心をうたう食材が非常に増えてきました。

数年前からは劇的な変化です。

外国人に対し好意的に接する人が多い

日本だと知らない外国人に話しかけられると、うひーと逃げてしまう人もいますね。最近は外国人が増えて変わってきたかもしれませんが。

ベトナムの都市部では外国人に話しかけられたら笑顔で一生懸命コンタクトをとろうとしてくれる人が非常に多いです。

物価が安い

物価が安いので将来に備え貯蓄できる。
または、日本国内に比べれば少ない投資で事業を始められる。

ただし、物価が安いといっても、同じ品質ならば、金額は同じです。

iPhoneはどこで買ってもiPhoneです。
ベトナムで買ったら安くなる、ということはありません。

安いものは品質も安いです。

しかし人件費次第のもの…野菜、飲食店などは、東京比べれば比較的安いです。

以前書いたこちらの記事も参考にしてください。

https://vn.goinkyo.be/livingcosts/

ベトナムで勤務するにあたっての留意点

下記にもまとめているので参考にしてください。

https://vn.goinkyo.be/post-1965/

英語は思ったほど通じない

ベトナム人に道を尋ねると、若い人は特にですが、積極的に英語で説明を試みてくれます。

…日本人がそもそも英語に不慣れなのもあって、ベトナム人英語はききとりにくい…。

日本人に比べれば積極的に英語にチャレンジする分、はるかに良いですが、日本人の発音とベトナム人の発音が違いすぎて、英語でのコミュニケーションはなかなか難しいです。

タクシーでは英語は通じないと思った方がいいでしょう。

下記も参考にしてください。

https://vn.goinkyo.be/englishpronounce/

喫煙率が高い

たしか執筆時点で40%以上の喫煙率です。

食事中に吸う人が少ないのは幸いです。

なお、若い世代は急激に喫煙率が下がっているように感じます。

ゴミが多い

ゴミのポイ捨てが多すぎる…。

でもそこは目をつむってください。

ゴミの散乱に嫌な気持ちを抱いている若い世代は多いので、徐々に変わっていくと思われます。

間違っても、周りが捨てているからといって、自分までポイ捨てしないでくださいね。

そこは郷に入っては郷に従えとは違います。

ポイ捨てを見て嫌な気分になるベトナム人も多いです。まして、外国人が他人の国にポイ捨てするのを見たら…。どう思うでしょうか。