パワハラ、うつ病、過労死、イクメン、育児ノイローゼ…とても変だよ日本の会社

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自分の常識を疑え!時代にあわせた意識改革を

私がベトナムに来たとき、日本の価値観を押し付けまいと意識していたつもりだが、身体に染み付いたものは簡単には抜けない。

今にして思えば、日本の価値観にかなりとらわれていたと思う。

そこで、理屈にならない理屈を押し通そうとしても、面従腹背を生み出すだけで、ただのお互いストレスだ。

なので自分が変わらざるを得なかった。

  • 上司は「正義」ではない
  • 根性論はくそくらえ
  • 「責任感」という美徳で自己都合の論理を飾り立てるな

上司は「正義」ではない

ベトナムの上司

上司のいうことは何でも正しいのか?

上司の役割は、責任をもって決定することにある。

それは選択であって、正しさではない。

プライドの高い人は、異論を唱えられると、それ自体に腹を立てる。

無論、最低限の言い方はあるし、浅薄な考えや経験の低さから、さもありげに意見されたらハラの立つのもわかる。

しかし、異論があるというそれだけで、自分を否定された気分になってしまう人がいる。

そしてそれは意外と多い。

だから、部下は意見を言えなくなる。
そういう人に限って、「うちの社員は積極的じゃないんですよ」とのたまう。

自分の意見を言えず、受け身でいると、人間は少々のストレスでも影響を受け、病気になりやすい。

後輩が上司のことをYesYesと承諾している方が指示命令がしやすい。
また、優越感にも浸れる。ある種の弱い者イジメなのだが、出世欲=勤労意欲にもつながる。

「上司・先輩をたてろ」はマナーではないのです。
経営者・上司の都合による価値観なのです。

経営者や上司が個人の価値観に干渉するな

口約束は信じない

日本の上司とか先輩というものは、いかにもまあ、仕事に関係ないことにまで優位に立ちたがる。

経営者と社員は契約関係に基づいた業務上の上下関係であるし、上司・部下であれば、ただの役割だ。

仕事に関係ないことでも、自分の意見を言いづらい空気。
目の前でタバコを吸ってほしくなくても、そうと言えない状況。

年上なら、目上として敬えば十分で、仕事に関係ないことで飲みの場ですら上司ぶる。
相手が相談してきて、アドバイスを求めているなら良いでしょうが、一方的でれば、それが楽しい時間であるはずもなく、上司がゆえに断れない。
その場合においてこそ、パワハラと呼べます。

根性論はくそくらえ

「自分も昔はよく徹夜したもんだよ」

「それに耐えてこそだよ」

それはまあ、そのとおりでしょう。
自分も言いたくなることはある。
辛い思いをすればするほど、経験値は急上昇する。

だが、根性論が必要じゃないときに、根性を求めてもナンセンス。
納得感がないし、本当の意味で必要に迫られていないのであれば、効果もあがらない。

この徹夜本当に必要ですか?

会社員は労働の対価として給与を得るのが目的で入社したのです。

修行のためではない。

「責任感」という美徳で自己都合の論理を飾り立てるな

具体的にどういうことかわからないですよね?

具体例としては、若手社員を引き止めるときの頻出文句。

「新卒時にかけた教育コストの恩返しはしようよ」
「退職できるように自分で調整してから退職してよ」
「代わりの人を見つけてよ?」

先に書きますが、理由もないのに「明日辞めます」などの異常な例は除きます。
法令または業務上の常識に従っての、納得感のある事例についてです。

ベトナム怒られると退職?

「新卒時にかけた教育コストの恩返しはしようよ」

わかる、気持ちはとてもよくわかる。

でも、情で縛ることの無意味さ。
本当に引き止めたい人材なら、会社に相応の利益はもたらしているはず。

であれば、それに見合う待遇をすべきである。
それができないのであれば辞めたい人間に「恩返し」を求めるのは、なんとも滑稽だ。

辞めたい人間が本当に恩を感じているとでも思っているのだろうか?

恩を感じることを強要したいなら、道徳の教科書でもつくって教育委員会に売り込んで下さい。

「退職できるように自分で業務を調整してから退職してよ」

これは、どの程度まで求めるか次第だと思います。

そもそも仕事を調整するのは管理職の仕事であり、退職するとなってから調整が必要なのであれば、管理職は何を管理していたの?ということになる。

ただ、私も開発業界の人間ですので、最低限の引き継ぎはどうしても必要だし、ブラックボックス化しやすい場合も多々あるというのはわかっている。

状況としては、例えば、退職を長期、引き伸ばしておきながら、「当人が調整しないから」であれば、それは「責任感の強さ」という美徳を利用した責任逃れだということです。

 「代わりの人を見つけてよ?」

前述のとおりです。

一社員に、人材不足までどうにかできるわけがない。
そんなことができるなら、独立して人材斡旋業を始めればいいことです。

お国のためは自分のために

ベトナムのコミュニケーションマナー

「会社のために」「みんなのために」は、結局それが自分のためになるからであって。

会社や「みんな」が第一に来てはならない。

結局、会社や「みんな」を優先しすぎた結果、過労死認定を受けた自殺や社会問題になって、会社や「みんな」の害になっている。

自分はこうやって仕事してきたんだ。

すごいです。

立派です。

自慢してもらって大いに結構。

しかし、他人に押し付けることではない。

人それぞれ事情はありますし、同じ努力をした結果が、だれにとっても幸福だとだれに保証できるのでしょう。

うつになる人や自殺する人は、かわいそうだけど、ちょっと当人も精神が弱いよね

それを遺族の前で言ってみてください。
言えるのであれば、それは本当に一個人の意見なので、他人がとやかくいうことではないでしょう。
※自分は決して受け入れられる考えではないが。

時代の変化には理由がある

時代は変わります。

単純に時の流れによるわけではなく、理由があります。

必要だから時代は変わろうとします。

その必要を理解し、理由を考え、否定するのでも、100%肯定するのでもなく、どう変わっていけば良いのかを考えることが、意識改革であり、社会改革であると。

革命家になる必要はない。

本当に恐ろしいのは一人の独裁者ではなく、「空気」であると。

だれかが言った。

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