パワハラ、うつ病、過労死、イクメン、育児ノイローゼ…とても変だよ日本の会社

ベトナムに限らず国外で働くと、日本の常識がいかに「日本」の常識でしかないかに気づきます。

日本なんだから日本の常識に従うのは当たり前と言う人もいます。

そのとおりではあります。

しかし、1,000年前の常識は今の常識ではないだろうし、同様に今の常識が1,000年後に常識とは限りません。

言いたいことは、カルチャーギャップの体験がなければ、自分のつちかってきた常識が未来永劫続くわけではないことは意外と知覚できていないのだということです。

そして意識的・無意識にかかわらず、変革を不快に思う人々が社会の成長を遅らせてしまうのです。

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過去の社会と現在の社会の違い

まず前提を確認せねばなりません。

過去に作られた常識の背景にある社会と、現在では明らかに異なります。

以前

  • 両親や親戚の援助を受けられた
  • 夫は外、妻は内
  • 会社への忠誠の見返りがあった
  • 転職への劣等感
  • インターネットがない!

かつての日本はキャリアアップが約束されていた

現在

  • 核家族化が進み、両親や親戚の援助を受けるのが当たり前ではない
  • 家計を支えるために、共働きが当たり前
  • 会社への忠誠に昔ほどの見返りはない
  • 転職・独立の一般化・ついでに激しさを増す人手不足
  • インターネットで情報収集…価値観の多様化

夫婦で子育てをせねばならない

両親や親戚の援助を受けるのが当たり前ではない現代

関連ワードは育児、イクメン、夫の子育て、夫の育児休暇などなど。

かつて、夫が仕事に集中できたのは、家事に専念する専業主婦がいて、育児においても親族によるサポートを受けられたからです。

ひるがえって、今は?

現在は核家族化が進み、親戚どころか、実の両親すら援助が難しいケースも多い。

であれば、夫が家事や育児をせざるをえないのは、算数ができればだれでもわかること。

それが、いまだに夫が育児のために育児休暇取りますと言いづらい空気。

夫が育児に協力的だと、「イクメン」と特別視される世の中。

最悪なのが、「良い夫ぶりたいんだね」と、あんた育児したことないから、そんなお気楽発想。

やらざるをえないからやるんです。

もう一回書きますが、家事や育児をやる人間が減ったなら、その分だれかがサポートするのが当然の理屈でしょう。

共働きが当たり前

上記と同様、育児期間がもっとも関連。

昔ほどの見返りはない

上司・先輩のパワハラに我慢したら、今のこの世の中、給与あがりますか?出世できますか?社会貢献できますか?

熟年離婚…仕事一途の男性の末路を見てしまった世代が、なぜ同じことをできるでしょう。

自分の良心を押し殺し、重大なコンプライアンス違反に加担し発覚して、結局会社に損を出して責任取らされて。

だれが得をするんですか? 

当の会社すら得をしない。

転職・独立の一般化、人手不足の激化

ベトナムのビジネスマナー

かつては転職は、なんというか、「負け犬」的な劣等感があった。(業界によると思うが)

その風潮が転職を抑制していたため、少々のことで会社を辞めないだろう、と。

しかし今は転職が普通になった。

周りを見渡せば、少なくとも金銭的にはもっと良い条件の求人がたくさんある。

もしくは、すでに一般化したフリーランスになれば、少なくとも自由は手に入る。

上司が理不尽な、少なくとも理不尽に思える仕打ちを繰り返すようなら、
どこに辞めない理由があるのでしょうか?

価値観の多様化

ジェネレーションギャップ

今はインターネットを筆頭に情報化社会で、さまざまな情報が手に入る。

いくら周囲が「これが普通だよ」と言い聞かせたところで、当人が信じたい「これが普通」を見つけ出すことは簡単だ。

経営者や上司、先輩にとって都合の良い人材を作り出すためのマインドコントロールはもはや不可能なのです。

日本の会社を住みよくするために…続きがあります。

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